学習・教育
模試ふりかえり&復習サイクルボード|結果を次の1か月の行動に変える
中級|盤面 1 枚・タスクボード 5 列(親タスク 5 件・子タスク 10 件)
中級:手法の名前は出てきますが、要点は盤面で説明しています。記入例を手がかりに、自分の状況に合わせて考えながら埋めます。
模試の復習のやり方を1週間で回し切るテンプレートで、受験した当日から返却直後の受験生が、点数や判定に一喜一憂して終わらせず、解き直しと次回目標の設定まで進めるために開きます。ホワイトボードには今回の目標、全設問を配点と正答率で仕分ける四象限、受験当日から次回目標までの5ステップ、回ごとの得点推移の記録表、復習ルールが並びます。タスクボードは目標設定・受験・自己採点・解き直し・次回反映の5工程で、受験前から自己採点待ち・復習する・解き直し済・次回へ反映へとカードを動かし、1回の模試を1週間で閉じます。
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ホワイトボード プレビュー
ホワイトボードの文字をテキストで読む
模試ふりかえりサイクル
使い方: ① ホワイトボードで解いた設問を四象限に置いて復習の順番を決める → ② タスクボードで今週やる解き直しカードを「復習する」へ動かす
この模試の目的と目標点、結果の見方
- 今回の目標 総点の目標は前回+40点、苦手分野の正答率は5割まで戻す。判定の記号ではなく、目標との差と前回からの推移で伸びを判断する。
- 結果の見方 順位や判定は受けた人の集まりで変わる。見るのは目標との差・分野別の正答率・前回からの推移の3つだけに絞り、それ以外は気にしない。
- やりがちな失敗 点数だけ見て落ち込み、そのまま問題冊子を閉じてしまう。返却まで放置すると設問の記憶が消え、同じ時間をかけても復習の効果が半分になる。
設問ごとの復習優先度(今回の全設問を置く)
縦軸:自分の正答率(低い→高い)/横軸:設問の配点(小さい→大きい)
- 取りこぼしを防ぐ設問 解けるはずを落とした設問。原因を読み違い・計算ミス・時間切れのどれか1つに特定するところまでで終える
- 得点源として守る設問 今の実力で確実に取れる稼ぎ頭。次回も同じ手順で解けるよう、解法の言葉を1行で書き添えて確認する
- 今回は後回しにする設問 配点が小さく手も出なかった設問。今回は捨て、次の模試までに基礎へ戻す範囲としてだけ記録しておく
- 最優先で解き直す設問 復習時間の半分をここに使う。3日以内に解き直し、解ける根拠を自分の言葉で書けるまで繰り返す
受験当日から次回目標までの5ステップ
- 当日 受験する 決めた時間配分どおりに解き、迷った設問に印と自分の解答を残して持ち帰る
- 当日 自己採点 24時間以内に採点し、失点した設問番号と配点、目標との差を一覧にする
- 3日以内に解き直し 配点の大きい設問から解答を見ずに解き直し、解ける根拠を1行で書く
- 返却後に分析 分野別の正答率と時間配分を確認し、失点原因を3種類に分類して最多を特定する
- 次回目標を決める 次回の目標点と、そこへ届くための1か月分の学習量を週単位で決める
模試ごとの記録表(得点・目標との差・失点原因)
| 得点 | 目標との差 | 主な失点原因 | |
|---|---|---|---|
| 第1回 | 320点(500点満点) | 目標350点に対し−30点 | 時間切れで大問1つ白紙 |
| 第2回 | 348点(500点満点) | 目標360点に対し−12点 | 計算ミスで小問4問を失点 |
| 第3回 | 372点(500点満点) | 目標370点を+2点で達成 | 記述の書き出しで時間超過 |
| 第4回 | 受験後にここへ記入する | 目標385点に対し□点 | 解き直しの後にここへ記入 |
復習のルール
- 解き直しは3日以内に必ず1周する
- 復習は配点の大きい設問から始める
- 1問ごとに解ける根拠を1行で書く
模試あるある
- 点数だけ見て問題冊子を閉じてしまう
- 解説を読んだだけで理解した気になる
- 返却を待つ間に設問の記憶が消える
今回の気づき
- 第1回: 大問4は理解不足でなく時間配分で失点
- 第2回: 見直しを2分入れたら計算ミスが半減
- 第3回: 記述の型を決めたら書く時間が余った
タスクボードの内容
受験前 15件
模試の目標を決める
今回の目標点と分野別の狙いを受験前に書き出す。目標が無いと結果を差分で読めず、感想だけで終わってしまう。
目標点を紙に書く
総点と科目別の目標点を1枚に書き、問題冊子の表紙に挟んでから会場へ向かう。
時間配分を決める
大問ごとの持ち時間と見直しに残す時間を決め、開始前に問題冊子の余白へ書き込む。
本番と同じ条件で解く
決めた時間配分どおりに解き切る。復習の材料を持ち帰るため、迷いや勘の跡を冊子に残しておく。
迷った設問に印を付ける
自信あり・迷った・勘の3段階で設問番号に印を付け、正解でも迷った設問は復習対象に含める。
解答を手元に写す
自分の解答を問題冊子へ書き写す。写していないと当日の自己採点ができず1週間を失う。
当日中に自己採点する
解答が公開されたら24時間以内に採点し、失点した設問と配点を一覧にする。記憶が残っているうちが最も効率が良い。
24時間以内に採点する
総点と分野別の正答率を出し、目標との差を数字で記録する。判定の記号ではなく差分を見る。
失点原因を3つに分ける
失点した設問を知識不足・読み違い・時間切れの3つに分類し、どれが最多かを数える。
3日以内に解き直す
四象限で決めた順に解き直し、解ける根拠を書けるところまで戻す。ここを飛ばすと模試は受けただけになる。
配点の大きい設問から解く
最優先の象限に置いた設問から解き直し、1問ずつ解答を見ずに最後まで書き切る。
解ける根拠を書き出す
なぜその解法を選ぶのかを1行で書く。書けない設問は理解が浅いので教材の該当箇所へ戻る。
次の1か月へ反映する
得点推移と失点原因から次回の目標点を決め、そこへ届く1か月分の学習量に落とし込む。
得点推移を記録する
記録表に今回の得点・目標との差・主な失点原因を書き足し、前回からの伸びを確認する。
次回までの計画を書く
最多だった失点原因を潰す学習を週単位に割り付け、次の模試までの4週間分を決める。