プロジェクト管理・開発
ガントチャート入門 スケジュール作成ボード|作業を洗い出して開始・終了・担当を線で引く
入門|盤面 2 枚・タスクボード 5 列(親タスク 4 件・子タスク 12 件)
入門:専門用語を使わず、盤面の問いと記入例に沿って答えていくだけで形になります。
ガントチャートの作り方を初めて学ぶ人が、小さなプロジェクトの作業を洗い出し、開始日・終了日・担当を横棒で引いて日程表にするための入門テンプレートです。ホワイトボードは左ページに作業を準備・制作・公開に分けるWBS(作業分解=作業を細かく割ること)の3枠、MoSCoW(必須・やるべき・できれば・今回は見送り)で表に載せる作業を絞る4列、5つの作業×6週間のガントチャート、右ページに目的と締切の枠、作り方5ステップ、よくある失敗2枠と続けるコツの計3枠、週次の更新ルール、KPTの3列が並びます。タスクボードは作業の洗い出し・日程を決める・作業中・確認中・完了の5列で、目的決めから週次更新まで親タスク4件と子タスク12件が未着手で入っています。ガントチャートとは、作業を縦に、日程を横に並べ、作業期間を横棒で表す表のことです。社内イベントの準備やWebページの公開のような、数週間で終わる小さな計画から練習すると身につきます。作業を全部ガントチャートに載せると線だらけになるため、MoSCoWで線を引く作業を絞ってから引くのが失敗しないやり方です。
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ホワイトボード プレビュー
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ガントチャート入門ボード
使い方: ① 目的と締切を確定する → ② 作業を準備・制作・公開に割る(WBS) → ③ MoSCoWで表に載せる作業を絞る → ④ 順番と日数を決めてガント表に線を引く → ⑤ 毎週同じ曜日に更新し、終わったらKPTでふり返る
① 作業の洗い出し(WBS)/準備
- 企画を決める(目的・日時・人数)
- 会場と予算を押さえる
- 関係者に声をかけて担当を決める
- 例)9/25までに会場を仮予約する
② 作業の洗い出し(WBS)/制作
- 案内文と申込フォームを作る
- 当日の進行表を書く
- 配布資料をそろえて印刷する
- 例)10/2に文面を見てもらう
③ 作業の洗い出し(WBS)/公開
- 案内メールを送る
- 申込状況を見て追加で告知する
- 当日の受付と片付けを回す
- 例)10/6送信、10/13にもう一度案内
④ 今回やる作業を4段階に仕分ける(MoSCoW=Must必須/Shouldやるべき/Couldできれば/Won't見送りの頭文字)
Must 必須
- 例)企画を決める、案内文を作る、申込を集める、当日と片付け ないと成立しない作業。必ず⑤の行にする
Should やるべき
- 例)配布資料をそろえて印刷する(⑤の「資料を作る」) 遅れると困る作業。余裕があれば⑤の行にする
Could できれば
- 例)当日の写真をSNSに投稿する あると良いが、⑤の行にはしない
Won't 今回は見送り
- 例)参加者アンケートの集計 今回はやらないと決めて書き残す
⑤ ガントチャート(作業×週)■=作業する週 ▲=締切 ※④のMust/Shouldだけを行にする
| 第1週 | 第2週 | 第3週 | 第4週 | 第5週 | 第6週 | |
|---|---|---|---|---|---|---|
| 企画を決める | ■ 田中 | ■▲決定 | - | - | - | - |
| 案内文を作る | - | ■ 佐藤 | ■▲完成 | - | - | - |
| 資料を作る | - | - | ■ 佐藤 | ■ 佐藤 | ■▲印刷 | - |
| 申込を集める | - | - | - | ■ 鈴木 | ■▲締切 | - |
| 当日と片付け | - | - | - | - | ■ 全員 | ■▲当日 |
⑥ プロジェクトの目的と締切
- 何が終われば完成か 例)来月の社内イベントを、参加者50人で当日まで運営し終える
- 動かせない日付 例)イベント当日 10/20 / 案内メール送信 10/6 ⑤の第1週は9/15の週。当日の週までの6週間で引く
- まだ決まっていないこと 例)会場が未定。予算の上限も未確認。 誰に聞くか: ____ / いつまでに: __/__
⑦ ガントチャートの作り方 5ステップ
- ステップ1 締切から決める 動かせない日付を先に置く。ここを最後に決めると全部引き直しになる。
- ステップ2 作業を書き出す 大きなかたまりを3つ作り、半日〜3日で終わる大きさまで割る。割り終えたら④のMoSCoWでMust/Shouldを選び、ここから先はその作業だけを扱う。
- ステップ3 順番を決める 先に終わっていないと始められない作業を線でつなぎ、同時に進むものは横に並べる。
- ステップ4 日数を見積もる 各作業に何日かかるかを書く。確認や待ち時間も日数に含める。
- ステップ5 線を引いて担当を書く 表に■で作業期間、▲で締切を置き、行ごとに担当者名を入れる。洗い出した作業すべてではなく、遅れると困る主な作業(④のMust/Should)だけを行にする。
⑧ 失敗① 作業が大きすぎる
- 例)「サイトを作る」の1行で3週間分の線を引いた
- 進んでいるのか遅れているのか誰にも分からない
- 直し方。半日〜3日で終わる大きさまで割る
- 1週間を超える行が残っていたら割り直す
⑨ 失敗② 余裕がゼロ
- 例)確認をもらう日数を入れず、締切当日に完成の線を引いた
- 1件遅れると後ろの作業が全部ずれる
- 直し方。確認と待ち時間を作業として1行入れる
- 最終週は当日の運営だけにして、作る作業は前の週までに終える
⑩ 続けるコツ(引いたら見ないを防ぐ)
- 例)初日に作って、次に開いたのは締切の3日前
- 遅れに気づくのが遅く、打ち手が減る
- 直し方。更新する曜日と時刻を先に決める
- 10分で終わる更新にしておくと続く
⑪ 週次の更新ルール
- いつ更新するか 例)毎週金曜の16時から10分。担当: ____ カレンダーに繰り返し予定として入れておく
- 何を更新するか 1. 終わった作業に印を付ける 2. 作業中の行に「どこまで進んだか」を一言書く 3. 来週着手する行に担当者名を入れる
- 遅れを見つけたら 締切を動かす・作業を減らす・人を足すの3つから1つ選び、 決めた日と決めた人を同じ行に書き残す
⑫ 終わったらふり返る(KPT)
Keep 継続
- 例)毎週金曜16時の更新を6週間続けられた
- 例)確認待ちも1行にしたので遅れに早く気づけた
Problem 問題
- 例)見積もり2日→実際5日の作業があった
- 例)確認待ちの行を入れ忘れた作業が1件あり、3日止まった
Try 挑戦
- 例)次は線を引く前に⑧⑨を読み合わせてから確定する
- 例)ずれた作業は次回1.5倍の日数で見積もる
タスクボードの内容
作業の洗い出し 16件
目的と締切を決める
線を引く前に、何が終われば完成かと、動かせない日付を確定させる。ここが曖昧なままだと、後から全部の線を引き直すことになる。
完成の形を1行で書く
「誰に何が届いていれば終わりか」を1行で書く。例のように具体化できたら盤面⑥に貼る。
締切日を確定する
動かせない日付を関係者に確認して確定する。ここが動くとガントチャート全体を引き直すため最優先で押さえる。
担当者を並べる
関わる人の名前と、頼める作業の範囲を書き出す。ガント表の各行に名前を入れるための材料にする。
作業を洗い出す
WBSの工程。やることを大きなかたまりから小さく割っていく。この抜けがそのまま日程の遅れになるので、他の人の目も入れる。
大きな作業を3つに分ける
プロジェクト全体を準備・制作・公開のような3つのかたまりに分け、盤面①②③の3枠に書く。
子作業に細かく割る
各かたまりを「半日〜3日で終わる」大きさまで割る。1週間を超える作業は、まだ割り方が粗いと考える。
抜けを他の人に見せる
洗い出した一覧を関係者に見てもらい、抜けている作業を足す。初回は2〜3件は必ず抜けている。抜けを足したうえで盤面④のMoSCoWでMust/Shouldを選ぶ。
日程と担当を入れる
洗い出した作業を時間軸に置く工程。順番と日数を決めてから線を引くと、後戻りが減る。
作業の順番を決める
④のMust/Shouldを対象に、「これが終わらないと始められない」作業の組を見つけて並べる。同時に進められるものは横に並べる。
作業日数を見積もる
各作業に何日かかるかを書く。迷ったら多めに取り、確認や待ち時間も日数に含める。
ガント表に線を引く
盤面⑤の表に、作業する週へ■を、締切の週へ▲を置き、担当者名を添える。④でMust/Shouldにした作業だけを行にする。ここまでで初版が完成する。
毎週まとめて更新する
引いたまま放置すると使われなくなる。曜日を決めて更新し、遅れを早く見つけるための運用にする。
進んだ分を塗る
決めた曜日に、終わった作業へ印を付ける。作業中のものは今どこまで進んだかを一言添える。
遅れを見つけて直す
予定より遅れている行を探し、締切を動かすか、作業を減らすか、人を足すかのどれかを決める。
終わってからふり返る
見積もりと実際の差が大きかった作業を3件書き出し、盤面⑫のKPTでKeep・Problem・Tryに整理する。次のプロジェクトの見積もりに使う。