学習・教育
頼む・催促する・断るの型|角を立てずに動いてもらう言い方ストック
入門|盤面 1 枚・タスクボード 5 列(親タスク 5 件・子タスク 13 件)
入門:専門用語を使わず、盤面の問いと記入例に沿って答えていくだけで形になります。
頼むのも断るのも言い出せない社会人1〜2年目向けに、先輩や他部署への仕事の頼み方・催促の仕方・角を立てない断り方を、そのまま使える例文としてストックするテンプレートです。ホワイトボードには、受けるか断るかを自分の余力×相手への影響で決めるマトリクス、依頼・催促・断りの3フレーズ集、依頼を5W1Hで組み立てる図、週1回のKPTふりかえり欄が並びます。カンバンは困った場面→型を作る→使ってみた→効果あり→定番集の5列で、親タスク5件と子タスク13件が最初から入っています。「なるべく早く」をやめて期限を数字で書き、断り方を全部断る・一部受ける・時期をずらす・人を替えるの4種から選べるようにしておくと、頼めないまま抱え込む状況から数週間で抜け出せます。
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ホワイトボード プレビュー
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頼み方・断り方の型
使い方: ① 受けるか断るかを決める → ②③④ 近い言い方を選ぶ → ⑤ 5W1Hで依頼文を組む → ⑥ 週1でKPTをふりかえる
① 受けるか断るか(自分の余力 × 相手への影響)
縦軸:自分の余力(上ほど余裕あり)/横軸:相手・仕事への影響(右ほど大きい)
- その場で受ける 30分以内で終わるなら即答で受ける。先に恩を作っておくと、こちらが頼むときに動いてもらいやすい。
- 条件を付けて受ける 受けるが、期限と範囲はこちらから示す。「月曜午前まで、集計は含まない」と範囲を決めてから始める。
- その場で断る 自分の手が塞がっていて、相手への影響も小さい依頼はその場で断る。いつなら空くかを添えれば角は立たない(④の言い方を使う)。
- 上司に相談する 自分だけで抱えない。優先順位の付け替えか担当の追加を、その日のうちに上司へ判断してもらう。
② 依頼のフレーズ(先輩・他部署に頼む)
- 「お忙しいところすみません。〇〇の件で5分いただけますか」
- 「A案とB案のどちらが良いか、ご意見をいただけますか」
- 「金曜17時までにお願いできますか。難しければ月曜午前でも大丈夫です」
- 「作業は私が進めます。最後の承認だけお願いしたい形です」
③ 催促のフレーズ(3段階で強くする)
- 1回目・期限前日「明日17時が期限です。進み具合だけ教えていただけますか」
- 2回目・期限翌日「〇〇の件、まだ届いていないようです。行き違いでしたらすみません」
- 3回目・2営業日後「本日中にいただけないと△△が遅れます。難しければ別案を考えます」
- 上司へ渡す基準「3回目でも動かない、または納期に響く時点で必ず共有する」
④ 断りのフレーズ(4種を使い分ける)
- 全部断る「今週は〇〇の納期で手が空いておりません。申し訳ありません」
- 一部受ける「集計までなら今日中にできます。資料作成までは難しいです」
- 時期をずらす「来週火曜以降なら対応できます。それでも間に合いますか」
- 人を替える「その範囲は△△さんが詳しいので、確認して折り返します」
⑤ 依頼を組み立てる(5W1H)
- 売上集計のお願い
- What 何を|4〜6月の売上を部署別に1枚
- Why なぜ|来週の定例で使う資料のため
- Who 誰が|集計は私、確認は課長に1回
- When いつまで|木曜正午。無理なら金曜朝
- Where どこへ|共有フォルダの「定例」へ
- How どうやって|先に3行チャット、詳しくはメール
⑥ 今週のふりかえり(KPT)
Keep(続けること)
- 「金曜17時まで」と期限を数字で書いた → 木曜午前に返信が来た
- 一部だけ受ける言い方で返した → 相手も納得してくれた
Problem(困ったこと)
- 「なるべく早めに」で頼んだ依頼は3日返信なし 背景も急ぎ度も伝わっていなかった
- その場で即答を求められ、断れずに引き受けた (今週2回)
Try(次に試すこと)
- 即答を求められたら「明日の朝までに返します」 と一度持ち帰る
- 2回うまくいった文面は金曜の終業前に 定番集の列へ移す
タスクボードの内容
困った場面 18件
言えなかった場面を書く
型の材料集め。実際に詰まった場面がないと、使えないきれいな例文しか作れない。
直近1週間を振り返る
頼めなかった・断れなかった場面を、相手・用件・結果まで1件ずつ書き出す。
場面を3件カードにする
特に困った3件を困った場面の列に置き、本当は何と言いたかったかを説明欄に残す。
依頼文の型を作る
毎回ゼロから考えないための土台。盤面⑤の5W1Hに当てはめて雛形を1つ作る。
背景と目的を1行にする
なぜ頼むのかを1行で書く(用件だけでは相手が優先順位を付けられない)。
期限と分量を数字で書く
「なるべく早く」を禁句にし、日時と作業量を数字で書く雛形にする。
代替案を1つ添える
「難しければ〇〇だけでも」と、断りやすい逃げ道を型に組み込む。
催促の段階を決める
催促のたびに悩まないよう、1回目から上司への相談までを先に決めておく。
1回目の文面を作る
期限前日に進み具合だけを聞く文面を用意し、責める言い方になっていないか声に出して確かめる。
上司に相談する基準
いつ自分の手を離すかを自分の言葉で1行決める(言い方の例は盤面③にある)。
断り方を4種そろえる
全部断る・一部受ける・時期をずらす・人を替えるの4種。選択肢がないから断れずに抱え込む。
全部断る言い方を書く
理由とお詫びの一言をセットにした一文を、次の依頼が来る前にそのまま言える形で用意する。
一部だけ受ける型を作る
どこまでなら今日中にできるかを区切って返す型を作る。
代案を出す断り型を作る
(4種のうち2つ)時期をずらす・詳しい人につなぐを用意し、断ると同時に次の一手を渡す。
使った結果を記録する
効いた文面だけを残す。記録がないと、うまくいった言い方が次の週には消えている。
通った文面を残す
使った日・相手・返信までの時間を1行で書き、反応が早かった文面を定番候補にする。
効かなかった例も残す
返事が来なかった依頼文をそのまま残し、期限の書き方や背景の有無との違いを見る。
週1でKPTを書く
金曜の終業前に盤面⑥のKPTを1周し、続けること・困ったこと・次に試すことを1行ずつ書く。